実は食べられる?浦和のマーラータンのお店2軒まとめ

埼玉県の中心地・浦和は、グルメスポットとしても多彩な選択肢を誇ります。
その中で、じわじわと注目を集めているのが「麻辣湯(マーラータン)」です。
中国・四川発祥のスパイシーなスープ春雨料理で、具材を自由に選んで楽しめるのが魅力。
都内では専門店が増えてきていますが、実は浦和にも個性的なマーラータンを味わえるお店が存在します。
今回は、地元で本格的な味わいに出会える2軒をピックアップ。辛さやしびれの加減を好みに合わせて調整できる店舗もあり、初心者から本場志向の方まで満足できる内容になっています。
七宝麻辣湯(チーパオマーラータン)浦和西口店
このお店の特徴
出典:食べログ
七宝麻辣湯は、薬膳を重視したスープ春雨(麻辣湯)専門店として展開しており、鶏や豚をじっくり煮込んだコラーゲン豊富なベーススープに、30種類以上の薬膳スパイスを組み合わせています。
この薬膳スパイスには、中国で漢方薬として使われるものも多く、健胃・デトックス・美容効能を訴求しています。
出典:食べログ
また、具材選択の自由度が非常に高く、店頭のショーケースに並ぶ具材を自分で自由に選んで量り売り方式(gあたり単価で、1g3.1円)で追加できる仕組みを採用しています。
辛さレベルの選択肢も複数段階(0〜5など)あり、辛さやしびれの好みに応じてカスタマイズできる点が他店との差別化ポイントです。
さらに、春雨麺は標準仕様ですが、幅広春雨への変更や中華麺(別料金)への切り替えも可能で、麺の選択肢を持たせている点が特徴です。
加えて、麻辣湯以外のサイドメニューとして、魯肉飯(ルーローハン)や薬膳担担麺なども用意されており、メインにとどまらないメニュー展開をしています。
基本の流れと選択ポイント
出典:食べログ
スープとベースを選ぶ
最初にスープを選択。標準は薬膳ベースの麻辣湯で、鶏・豚ベースから作られ、30種類以上の薬膳スパイスを組み合わせた深みのある味わいが特徴です。
また、トムヤム風スープなどアレンジ版を導入している店舗もあり、酸味を加えた変化球も可能です。
麺を選ぶ
基本は春雨麺(細めの春雨)ですが、無料で幅広春雨に変更できるケースがあるという情報があります。
さらに、中華麺(たとえば中華風ラーメン麺など)への切り替えも有料で可能との口コミも見られます。
具材を選ぶ(量り売り方式)
具材はショーケース形式で並んだ野菜・きのこ・豆腐・練り物などの選択肢から自由に取り、g単価(3.1円/g)で加算される方式が採られています。
具材例として、ほうれん草、チンゲンサイ、春菊、白きくらげ、小籠包、湯葉、魚団子、揚げパンなど多彩なラインナップが見られます。
辛さ・しびれ(麻・辣)を選ぶ
辛さ・しびれ(花椒の“麻”と唐辛子の“辣”)のレベルを0〜5など複数段階で指定できます。
たとえば“2辛”でもしびれ感と唐辛子の辛みがしっかり感じられるという声もあります。
なお、口コミでは「麻辣湯4辛」で“かなり辛かった”という投稿も見られます。
味変アイテム・オプション
そのまま食べ進めるだけでなく、味変調味料(酢・香味油・香菜など)を加えることで変化をつけられるよう工夫されています 。
また、麻辣湯以外のメニューとの組み合わせも可能です。
おすすめ組み合わせ例と食べ方のコツ
出典:食べログ
スタンダードな組み合わせとして、薬膳ベース麻辣湯 + 春雨麺 + 具材多め + 辛さレベル2 を選ぶのが無難です。
ほどよい辛みと薬膳風味がバランス良く楽しめます。
野菜を中心に取るとヘルシーな印象を得やすく、白きくらげや湯葉など食感の異なる素材も混ぜるとアクセントになります。
辛さ重視型
出典:食べログ
辛さやしびれを強めにしたい場合は、3〜4段階の辛さを選択し、香菜や香味油でさらに風味を重ねるのがよいでしょう。
特に唐辛子感を強めにしたい場合は、具材の油物(揚げパンなど)を少量混ぜると風味が立ちやすくなります。
変化を楽しみたい方に
出典:食べログ
初めはスープ+春雨+具材で楽しみ、後半で味変を試すのがおすすめです。
酢を少量足すと酸味が加わり、スープの印象が変わります。
香味油や香菜を後入れすることで“締め感”を出すこともできます。
残ったスープに白ご飯や中華麺を追加する選択肢もあり、〆としての使い方ができます。
他メニューとの組み合わせ
出典:食べログ
麻辣湯だけでなく、魯肉飯(ルーローハン) や 薬膳担担麺 も選択肢にあります。
例えば、麻辣湯をメインにしてサイドでミニ魯肉飯を加える、あるいは最後に担担麺に切り替えて楽しむという組み合わせもできます。
これにより、麻辣湯の辛さ・薬膳感を保ちつつ、もう一味違う風味を取り入れられます。
コスト感と量の調整
具材はg単価で加算される方式なので、取りすぎないよう注意が必要です。
口コミでは300g近く取ってしまい思ったより金額が行った、という報告もあります。
そのため、具材は“小分けで少しずつ”選ぶのが賢明です。
店舗情報
出典:食べログ
住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂2-6-3
電話番号:048-762-6537
アクセス:JR浦和駅 西口より徒歩4分
営業時間:11:00~23:00(ラストオーダー22:30)
定休日:年中無休(ただし年末年始などは休業の場合あり)
席数:17席(総席数)
駐車場:なし
バーミヤン
このお店の特徴
出典:食べログ
バーミヤンは全国展開するファミリー中華レストランで、浦和エリアには道祖土店・中浦和駅前店の2店舗があります。
定番の中華料理を提供するだけでなく、麻辣湯(マーラータン)フェアを積極的に展開しており、リーズナブルに本格スパイスを楽しめるのが魅力です。
四川山椒や唐辛子を取り入れたスープは再現度が高く、麻辣湯のバリエーションも随時拡大。トッピングは税込110円から追加でき、自分好みにカスタマイズ可能です。
さらに麺の種類や辛さ段階を選べる仕組みにより、専門性とファミレスの手軽さを兼ね備えています。
おすすめメニュー
浦和エリアのバーミヤンでは「麻辣湯フェア」「麻辣湯祭り」を定期的に開催し、麻辣湯を大きく打ち出しています。
「トムヤム麻辣湯」「濃厚!極み担々麻辣湯」など独自のスープ展開を行い、山椒の痺れと唐辛子の辛さが効いた仕上がりです。麺は春雨または中華麺から選べ、辛さも3段階で調整可能。
祭り企画では、蟹小籠包入り海鮮麻辣湯や豚肉もやし麻辣湯といったボリューム系も登場。シリーズ累計240万食を突破した実績を誇り、自由なトッピング追加でオリジナル性の高い一杯を作ることができます。
主な麻辣湯メニューと特徴
蟹小籠包入り!海鮮麻辣湯
出典:食べログ
海老・ホタテ・イカ・蟹小籠包を盛り込み、魚介の旨みとスパイスを融合させた贅沢な一杯。
豚肉もやしスタミナ麻辣湯
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豚肉ともやしを中心にしたボリューム満点のスタミナ系。肉の旨みと食感が楽しめます。
小籠包入り!紅白団子の麻辣湯
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紅白団子と小籠包を合わせ、彩り豊かで食感も楽しい一杯。程よい辛さで幅広く人気。
トムヤム麻辣湯
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レモンの酸味とナンプラーの旨味を効かせたエスニック風。パクチーあり・なしを選べます。
濃厚!極み担々麻辣湯
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胡麻とピーナッツを効かせた濃厚スープ。油条との相性も良く、満足感が増します。
蒸し鶏と棗(ナツメ)の薬膳麻辣湯
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蒸し鶏と棗を組み合わせた薬膳風。体を温める優しい仕立てで、健康志向の方にも好評。
食べ方の提案・カスタマイズ
辛さ:3段階から調整可能で、初心者から辛党まで対応。
トッピング:税込110円で小籠包・豚肉・海老など自由に追加可能。
味変:油条を浸す、ラー油で辛味を増すなどアレンジが可能。
選び方のおすすめ
初めてなら「小籠包入り彩り麻辣湯」のようなバランス型がおすすめ。
酸味好きには「トムヤム麻辣湯」、濃厚派には「極み担々麻辣湯」が最適。
海鮮系やスタミナ系は具材の違いで印象が変わるため、食べ比べも楽しめます。
店舗情報
出典:食べログ
住所:浦和道祖土店(埼玉県さいたま市緑区道祖土1-26-1)/中浦和駅前店(埼玉県さいたま市南区鹿手袋2-7-4)
営業時間:10:00〜23:30(L.O. 23:00)※両店共通
定休日:年中無休
アクセス:浦和道祖土店=浦和駅から車で約10分/中浦和駅前店=JR中浦和駅から徒歩数分
駐車場:浦和道祖土店=専用駐車場あり/中浦和駅前店=駐車場なし
席数・設備:70〜80席規模(店舗により異なる)
支払方法:クレジットカード・電子マネー・QR決済対応
予算目安:1,000円前後
まとめ
浦和でマーラータンを提供するお店は多くはありませんが、その分「知る人ぞ知る」穴場的な存在となっています。
食欲を刺激するスパイスの香りと、春雨や具材の組み合わせによる奥深い味わいは、一度食べるとやみつきになる人が続出。
中華の定番料理とは一線を画す新しい体験を、地元で気軽に楽しめるのは大きな魅力です。
都内に足を運ばなくても本格的な麻辣湯を味わえる2軒を知っておけば、平日のランチや週末の外食にも選択肢が広がります。
浦和で「辛いけど美味しい」を求めるなら、ぜひチェックしてみてください。