たった2軒の穴場!秋葉原のマーラータンのお店まとめ

秋葉原といえば電気街やサブカルチャーの街として有名ですが、実は「麻辣湯(マーラータン)」を味わえるお店は限られており、専門店はわずか2店舗しか存在しません。
だからこそ、それぞれが個性豊かで特徴を打ち出しており、食べ比べをする価値が十分にあります。
具材を自分好みにカスタマイズできる店もあれば、厳選素材を組み合わせた一杯を提供する店もあり、楽しみ方は対照的。
秋葉原で麻辣湯を求めるなら、どちらの店も押さえておきたい存在です。
この記事では、2店舗の魅力をわかりやすくまとめてご紹介します。
麻辣湯専門店 JIN(ジン) 秋葉原店
この店の特徴
出典:食べログ
麻辣湯専門店 JIN の大きな特徴は、具材を「選ばせない」形式で提供する点にあります。
通常、麻辣湯店では好きな具材を選んで鍋に入れるスタイルが一般的ですが、JINでは「数十種類の食材の中から“美味しかったもの”だけを厳選してあらかじめ組み合わせた一杯」を提供しています。
この方式を取ることで、調理のムラを抑え、提供の精度を高めていると言えます。
また、低カロリーでヘルシーを売りにしており、店側の公称では約340kcalの麻辣湯も提供しているのもポイントです。
さらに、一日限定 50 食の数量制限を設け、早期に売り切れ次第終了とすることで希少性を保ちつつ、品質を維持する運営をしています。
このようなスタイル、品質管理、数量限定運営の組み合わせによって、他の麻辣湯店とは一線を画す個性を打ち出しています。
おすすめメニュー
麻辣湯(基本メニュー)
出典:食べログ
店の看板メニューであり、具材を選べないスタイルで提供される麻辣湯は、S・M・L のサイズが用意されており、辛さ(独自表記で「中辛」「激辛」「極辛」など)を選べるようになっています 。
具材の内容には、国産豚肉、大粒エビ、アルトバイエルン(ソーセージ)、桜島どり団子、餃子、高野豆腐、きくらげ、わかめ、白菜、えのき、もやし、春雨などが含まれています。
この具沢山構成が「選べない」方式ながらも満足感を保つポイントです。
辛さ調整ができるため、辛いもの好きな人から、やや控えめにしたい人まで対応可能です。
また、白湯(辛味なし/小辛)というメニューもあり、辛さを抑えたい利用者の受け皿となっています。
例として、
・麻辣湯 M(中辛/激辛/極辛)
・麻辣湯 L(中辛など)
などのバリエーションが存在します。
白湯系メニュー
出典:食べログ
辛さが苦手な人向けには、白湯(白いスープベース) の麻辣湯(=辛味を抑えたスープ)メニューもあります。
白湯 S や白湯普通サイズ、白湯 L などのサイズ展開が確認されています
白湯スープは「体に優しい」「胃が疲れた時でも食べやすい」といった感想を投稿している人もいます。
サイド・トッピング・一品料理
出典:食べログ
旨辛チャーハン
麻辣湯のスープをかけて味を引き立てるオリジナルらーじゃん JIN(辣醤?)を活用したチャーハン。
麻辣湯と相性を意識した一品として人気があります。
名物餃子
麻辣湯の合間に楽しめる餃子もサイドメニューとしてラインナップ。
利用方法・おすすめの食べ方
券売機方式
来店時は券売機で食券を購入するスタイルとなっています。
具材を選ぶ手間がない形式なので、券売機で「サイズ+辛さ」の組み合わせを選ぶようになっています。
時間帯・売切注意
一日50食限定で提供されるため、早い時間帯に訪問するのが望ましいです。
遅めに行くと“完売終了”の表示が出ることが多々あります。
辛さの選択
初めて訪れる場合は “中辛” など無難なラインから始めるのが良いでしょう。
レビューで「中辛でも十分辛い」という意見が見られます。
スープと具材のバランスを味わう
選べない方式であっても、具材構成は豪華でバランスが保たれているため、スープの濃淡と具材の歯応え・風味のハーモニーを十分楽しめますよ。
店舗情報
出典:食べログ
住所:東京都千代田区外神田4-10-4
営業時間:11:00〜21:00(最終受付20:30)
定休日:日曜日
アクセス:東京メトロ銀座線・末広町駅から徒歩約2分(150 m) 、JR秋葉原駅から徒歩約5分(約380 m)
席数・設備:席数は8席、全席禁煙、個室なし、貸切不可
駐車場:なし
備考:一日限定50食での提供、完売次第終了
好美味 麻辣湯
この店の特徴
出典:食べログ
好美味 麻辣湯 秋葉原店の大きな特徴は、「カスタマイズ自由度の高さ」と「スパイス・漢方要素の積極的活用」にあります。
来店者はタッチパネル方式で注文を行い、スープの種類・辛さ(0〜5段階)・麺の種類・トッピング を細かく選択できるシステムを採用しています。
麺のバリエーションは「サツマイモ太春雨」「刀削麺」「米麺」など7種が用意され、好みに応じた麺選びが可能です。
トッピングは50種類以上にもおよび、例えばピーナッツ、中国香菜、もち、小松菜など多彩な具材を自由に組み立てられます。
また、店内にはセルフサービス調味料コーナーがあり、途中で味変できるよう花椒・ラー油・黒酢など6種類の調味料を自由に足すことができる点も他店と差別化されているサービスです。
さらに、「漢方スパイスをふんだんに使って健康面にも配慮している」といった訴求がなされており、味の刺激だけでなく体へのやさしさにも気を配った店づくりがうかがえます。
おすすめメニュー
出典:食べログ
以下は、好美味麻辣湯 秋葉原店で公表されているメニュー構成・代表的なおすすめメニューです。
基本オーダー構成
この店では、スープ・辛さ・麺・トッピングを選んで組み合わせる方式が基本です。
以下のような選択肢があります。
辛さレベル:0(辛さなし)~5 の段階から選択可能
麺の種類:7種類から選択可能(例:サツマイモ太春雨麺、刀削麺、米麺 等)
トッピング:50種類以上の中から自由に選択可。たとえばピーナッツ、中国香菜、もち、小松菜など。
このように自分で組み立てる楽しさがあり、味の自由度が高いメニュー構成です。
注目メニュー・おすすめ例
以下は実際に人気がある、または特徴的な組み合わせ例・アレンジ例です。
麺:サツマイモ太春雨
トッピング例:もち、小松菜、香菜
辛さゼロ設定は、辛さが苦手な人にも対応。
春雨麺のつるっとした食感と、もちでのもっちり感、小松菜のシャキッとした食感の対比が楽しめます。
麺:刀削麺
トッピング:ピーナッツ、香菜、きくらげ、肉系具材
スタンダードな辛さ設定で、辛味とスパイスの刺激をしっかり楽しめる構成。
刀削麺のコシのある食感がスープとの相性で力強さを出します。
麺:米麺
トッピング:香菜、ニラ、野菜系中心
辛さを重視したい人向け。
米麺は軽さがあり、過度な辛さを和らげる助けになることもあります。
ただし辛さ耐性には要注意。
変化を楽しむ味変スタイル
火鍋風コース(複数スープ選択可)単品メニュー以外にも、コース料理として「お好きなスープを3つ選べる火鍋コース(飲み放題付き)」が用意されています。
(11品構成、2名〜20名対応、予約制)で、グループ利用時にはこのコースが人気です。
料金は税込3,980円。
利用のヒント・おすすめの食べ方
初めてなら辛さ中間から
辛さに慣れていない場合は、まず“2〜3”あたりの中辛〜やや強めレベルから試すと良いでしょう。
辛さ5を選ぶとかなり刺激が強くなる可能性があります。
麺選びで食感を変える
春雨系の麺は軽くつるりと入るので、辛めスープを重く感じさせず楽しめます。
刀削麺やさらにコシのある麺を選ぶと、スープとの食べ応えが強くなります。
トッピングはバランス重視で
具材を全部辛い系に寄せるより、野菜系・もち・香菜・キノコなどを織り交ぜると、刺激と口当たりのバランスが取れます。
味変を活用する
最初はベースのスープをじっくり味わい、後半で調味料コーナーからラー油・花椒・黒酢などを足して変化を楽しむのが定番スタイルです。
グループなら火鍋コースも検討
複数人で訪問するなら、スープを複数選べる火鍋コースでシェアしながら楽しむのもおすすめ。
鍋スタイルで刺激とシェア感を強く感じられる利用法です。
店舗情報
出典:食べログ
住所:東京都台東区台東2-5-3 1F
電話番号:03-5834-3696
営業時間:10:30〜22:30(ラストオーダー22:30相当)
定休日:なし(不定休を設けていない旨の案内)
アクセス:東京メトロ日比谷線「仲御徒町駅」1番出口より徒歩約9分、仲御徒町駅から徒歩5分
駐車場:なし
予約・クーポン(ネット予約でポイントが貯まる!):ホットペッパー
まとめ
秋葉原にある麻辣湯専門店は「麻辣湯専門店 JIN」と「好美味 麻辣湯 秋葉原店」の2店舗のみ。
数こそ少ないですが、それぞれが独自のスタイルで提供しており、食べ比べができるのはむしろ貴重な体験といえます。
JINは具材をあらかじめ厳選した限定提供の一杯が魅力で、好美味はスープ・麺・辛さ・具材を自由に選べるカスタマイズ型。
対照的なアプローチながら、どちらも本場の味を気軽に楽しめるのが秋葉原の麻辣湯の特徴です。
刺激的で奥深い麻辣湯を、この2店舗でぜひ味わい尽くしてみてください。